『就活トーク』を開催しました!

Writer:木幡颯人

 12月10日(木)、4年生メンバーの吉冨さん・三浦さんが、TIPSメンバーに向けて『就活トーク』をテーマに就活の体験談や学生生活の過ごし方などを語る勉強会を行いました。メンバーからの関心が高かったため、非常に刺激的で就活への理解も深まるとても貴重な時間となりました。

(写真は以前撮影したものを使用)

No.1 吉冨 慎一

 世界的に有名なメーカー企業に就職予定の吉冨さんからは、就活に取り掛かった時期やコツ、適性検査、資格、語学力、面接など、自身の就職活動について具体的に語られました。

【吉冨さんのお話のポイント】

  • インターンは2年生からスタートする。
  • 早期選考は積極的に受ける。(就職活動時期が後半になるにつれて、採用枠は少なくなってしまう。枠が多い前半のうちから積極的に動く。)
  • 適性検査はしっかりと対策する。(適性検査で結果を出さなければ面接に進めないので、第一関門は必ずクリアしておきたい。玉手箱は答えが出回ってたりするので、友達との連携が重要。会場での筆記テストは、日系企業に多い。)
  • 資格はさほど重要視されなかった。(中途採用では重要であることが多いという。)
  • 英語は試験の点数よりも話すことができるかが大切。(点数が高いことに越したことはないが、ビジネスで実際に使えることが重要視される。)

面接でのコツ

  • 何度も「なぜ?」と聞かれても答えられるくらいに、考えを深めて整理しておく。
  • 可愛がってもらえるか、熱い思いが伝わるかが重要。
  • 偉人の名言などを面接中に挙げられるといい。(面接官への印象効果)
  • 面接後にフィードバックをお願いしてみる。

その他

  • 自分の人生を見据えて就活をする。具体的には、業界を初めから固定しないでおくこと。

No.2 三浦 央稀

 吉冨さんから就職活動についての具体的なお話があったあとは、東洋大学での積極的な取り組みや、留学、TIPSの立ち上げ、国内外でのインターンやボランティアなど様々なことに挑戦し、3年次に内定をもらったITとコンサルティングの企業ですでに1年以上仕事をしている三浦さんから、大学生活の過ごし方や、三浦さんが意識してきたセルフブランディングの考え方について語られました。

【三浦さんのお話のポイント】

  • 礼儀や言葉遣い、振る舞いを磨く。言葉選び、ポリティカルコレクトネス、立ち姿や食べ方など、相手にとっての自分の印象を決定づけることを意識する。
  • 自分の選択の理由を常に説明できるようにする。なんとなく生きるのは、とてももったいない。
  • 軸となる考え方や、尊敬する人物を持つ。自分の考え方や姿勢を言語化できるようにする。偉人の言葉や名言は、ときに自分の考え方を言語化するのに役に立つ。
  • 誰かと接するとき、その人にとって自分が所属している集団(“日本人”や“東洋大学”)の印象を決めることを自覚する。
  • 好奇心を持ち続ける。
  • やることを決めるのではなく、絶対にやらないことを決める
  • 能力については、自分のことを知らない人からの評価を大切にする。
  • 機会をもらったときは、自分ができるベストを尽くす。

参加者の感想

塩澤 真結(国際学部2年)

 三浦さんからは今後の大学生活において心に留めておくべきことや、「仕事をする」「お金を貰う」ということの意義について、吉富さんからは就活の流れや試験内容、業界の絞 り方について、それぞれ違う角度からのお話が面白かった。転職を含めた今後の人生プランを大学生のうちに考えておくことが重要だとわかった。自分や他人を分析しながら、興味や好奇心に従順に行動していこうと思った。

山本 亜美(経済学部2年)

 貴重な実体験を生の声として聞けたのがまずよかった。三浦さん吉富さんとも就活の結果としては素晴らしいものを残しているが、そこに至るプロセスが全く異なったものだったので、とても多くのことを学ぶことができた。自分を理解し他人に向けていける力を養う必要があると感じた。また、場数を踏むことは何事においても大切であると感じた

山崎 翼(情報連携学部1年)

 自分たちがこれからどのような道を選べばいいのか、今自分がやっていることをどうすれば将来に繋げられるのか具体的な話を聞くことができた貴重な時間だった。コロナで思うような大学生活を送れない中で経験値を積むために何かできないかと考えていたが、先輩2人の話を聞いて「やってみよう」というモチベーションを得ることができた。

木幡 颯人(情報連携学部1年/筆者)

 今回の機会で一番頭に残っているのは「就活の失敗は妥協してしまうことだ」という吉富さんからのセリフだ。このセリフで私の就活に対する意識が大きく変わった。世界的に有名なメーカー企業に就職できるなんて今まで不可能に近いという認識だったため、まずは本気でチャレンジしてみるという姿勢が大切なのだと深く考えさせられた。これからの大学生活を大切に過ごしていきたいと思う。

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