TIPS団体内勉強会 TalkRoomS 第3回を開催しました!

 11月30日に、TallkRoomS 第3回を開催しました。今回のテーマは「選択的夫婦別姓制度から対立意見との向き合い方を考える」。本企画は、
 ①選択的夫婦別姓制度と海外の事例を学ぶ
 ②日本で導入されない理由を考える
 ③対立意見との向き合い方を考える

ことを目的に開催しました。


 今回は、先の衆議院議員選挙・最高裁判所裁判官国民審査でも争点の一つになった『選択的夫婦別姓制度』について、世界と日本の現状を比較した後、参加者を半分に分け、賛成派・反対派のそれぞれの意見について調査し、発表を行いました。賛成派の意見には「姓の変更に伴う手続きの負担軽減」というメリットが、反対派の意見には「子供の姓や家族の一体感が失われる」という懸念が挙げられました。発表を受け、参加者全員が選択的夫婦別姓制度に賛成という結論に至りました。そのうえで、日本で選択的夫婦別姓制度が導入されない理由について考えました。

 最後に、対立意見との向き合い方について意識していることについて話し合い、相手の意見を否定せずに尊重すること、相手の意見を踏まえて自分も意見することなどが挙げられました。これらの対応は、選択的夫婦別姓制度の問題においても意識できることであり、相手の意見に共感を示したうえで、最善策と共に意見を述べることが望ましいという結論に至りました。(文責:飯田佳乃)

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